馴染みない人にとってはなんぞそれってなるかもしれないけど、Web担当者やマーケティング部門にとってはとっっっっっっても大切なツールの1つ、「Google Analytics」。
それが新しくなるようで、現在ベータテスト中らしい。
Google Analyticsとは
アクセス解析の分析ツール。実はこのブログも使ってる。
- どのページがアクセス数が多いのか
- ユーザーの層はどういったところなのか
みたいなものをグラフとか数字で見ることができる。
もうひとつ、解析ツールとして「Google search console」というものもあり、それとセットで使うことでより詳しくデータを見ることができる。
ちなみにこのブログにきてる人は、100%日本からのアクセスで、掲載順位平均12.3位で、「ボーテックスデザイア」「火竜の槍 ター」「客先常駐 デメリット」あたりのキーワードからきてるみたい。
Web要素ねえな。まあいいんだけど。ってかVGのこと書いてればなんかアクセスくるみたいなとこある。
このブログにツール使ってる理由は単純にデータ見るのが好きってのと、広告掲載に必要だったからってとこ。
一般的には、マーケティングとして使って、SEO対策とかするもの。
別に会社とかのサイトじゃなくても、なんか検索エンジンに登録してあるサイトとかブログ持ってる人は、ツールに登録して損はないと思う。
ちなみに、ツールに登録する前のデータは見れない点、注意。
Google Analytics 360 Suiteとは
なんか全体的に見ると、
- 機能が強化された
- 機能が追加された
- より企業のマーケティングに寄り添う形になった
こんな感じ。3つ目は印象だけど。
機能が強化された
Analytics 360
Analytics 360という、ツールのメインともなるものができる。要するに今までのアナリティクスの強化版。これについてはもう少し情報を待つ必要がありそうだけど、本質は変わらないはず。
Tag Manager 360
あと、Tag Manager 360というのが加わるんだけど、これは今までのGoogleタグマネージャーの強化版。なんかマーケティング担当者がすぐに新しいタグ設定したりできるらしい。
使ったことないからわからないけど、私みたいな制作側というよりは管理側のツールって印象。
Data Studio 360
Data Studio 360っていうのが360 Suiteのそれぞれのツールのデータを統合して表示したり共有できる・・・らしい。なんか資料作成とか会議とかにいいかも。
機能が追加された
Optimize 360
Optimize 360っていうA/Bテストとかにおけるユーザー分析を支援するツールが追加される。
ちなみにA/Bテストっていうのは、異なる2つのデザインパターンを公開してどっちがいいのかを分析し、よりアクセス数の増える方法を考えること。広告バナーでよく見られる。
Attribution 360
Attribution 360はGoogleが2014年に買収したAdometryていうものの機能らしい。ベータ版もまだ公開されてないものだから、それが待ち遠しい。
Adometryはクロスチャネルアトリビューションで、「広告を含めた接点・アクションの成果への貢献度を正当に評価するための分析手法」らしい。
なんか、より詳しくネット広告の評価を行えるみたいってことしか馬鹿だからわからないけど。
Audience Center 360
もうひとつ、Audience Center 360。サードパーティ製の広告配信プラットフォームやデータプロバイダなどにも対応したデータ管理プラットフォーム(DMP)。
Attribution 360では分析が難しい、第三者の広告に対応した総合ツール・・・だと思う。
より企業のマーケティングに寄り添う形になった
こうして並べてみると、広告面での機能強化・追加の色が強い感じ。
Googleが広告をどうしたいかっていうのを試行錯誤している印象を受ける。つい最近、Googleの検索結果ページの右から広告が削除されたこともあるし。
まあ、Googleの一番の収益が広告なんだから、試行錯誤するのは当たり前か。
まだベータ版の、一部しか公開されてないし、日本で使えるようになるのが待ち遠しい。